創業の想い
シルクを基礎材料とすること
天然の素材をつかうこと
界面活性剤をつかわないこと
アーダン創業者の西里依は、祖母から母へ、
母から自分へと代々奄美大島紬の織り手を担うなかで、
絹のなめらかな手触りや軽さ・心地よさなどを体感していました。
そんな島で語り継がれた言葉が

マユアラウィバティガキョラサヤァ (繭を洗うと、手がキレイだね)です。

化粧品会社勤務を経て
「女性を本当にキレイにすることができる化粧品を安心・安全な原料でつくりたい」
という想いを抱き、京都大学医学部で研究職を務めていた息子で現社長の博顯と共に
奄美大島紬の原料である絹を使ったスキンケア製品づくりに挑戦したのがアーダンのはじまりでした。
全国のお客さまと共に “明日の私が楽しみ”
アーダン製品を知った百貨店バイヤーのお声がけをきっかけに、
年間100カ所以上の百貨店さま催事への出展を通して
全国のお客さまとシルクの魅力、可能性を共有してきました。
お客さまの悩みが希望に変わっていく、
年齢を重ねていくのが楽しみという喜びの声をいただき、
シルクの素晴らしさと力を実感してきました。
養蚕業復活への想い
奄美大島紬はかつて地域の基幹産業であり、養蚕業は経済を支える存在でした。
そんな奄美の養蚕業も、着物離れなど絹糸の需要低下とともに衰退しました。
アーダンでは自社製品原料を地元奄美でつくりたい、養蚕業を復活させ
地域に貢献したいという想いを実現させるため、
(株)奄美養蚕を設立し、カイコの餌となる桑の畑づくりから
養蚕業拡大に取り組んでいます。
フランスとの出会い
奄美大島から世界中に「美と健康のシルクロード」をつなげる

シルクロードの最東端ルートに奄美大島が含まれていた
という資料が残っています。
「シルクで女性に健康で美しくなってほしい」
私たちの想いは海を越え美容大国フランスへ。パリで開かれる
コスミーティングに2013年から3年連続出展機会をいただき、
フランステレビ局TF1のテレビショッピング採用、
現地法人設立へつながりました。ヨーロッパ、そしてアジアへ。
シルクスキンケアの魅力は世界に広がりつつあります。

その先のシルクへ
神秘から確信へ

繊維素材として日本の産業を支えたシルクは時を経た現在、
人類を支える新時代のバイオ素材として再び大きな注目を集めています。
アーダンは創業以来シルクの未知なる可能性に注目し、
国内外で最先端のシルク研究機関と共同研究を行ってきました。
スキンケアだけでなく、医療分野でもみなさまに喜んでいただけるよう
研究と製品化を進めてまいります。